竹久夢二と大正ロマン ~竹久夢二美術館所蔵品を中心に~
2013年10月10日 ~ 2013年12月 8日 笠間日動美術館 企画展示館
叙情と愁いにみちた女性像で、一世を風靡した竹久夢二。その「夢二式美人画」誕生のきっかけともなったのは、絵はがき屋「つるや」の店主・たまきとの恋で
した。恋多き人としても知られる夢二は、その恋心を詩や絵に残していますが、なかでも妻・たまき、恋人・彦乃、お葉の存在は作品に大きな影響を与えまし
た。夢二は美人画の中に、色やフォルムの美しさだけでなく、女性の細やかな表情や動きを見事に表現し、人物の心情が浮かび上がるような独特の世界観を作り
出しました。
また、美を探求する想いは、日用雑貨にも形を変えて、デザイナーとしても当時の若者たちに絶大な人気を博しました。
本展は、夢二が恋人たちをモデルに描いた肉筆画に加え、絵はがきや表紙絵、絵付をほどこした陶磁器など、大衆と芸術の結びつきを目指した夢二の仕事を、東京・竹久夢二美術館所蔵品を中心に約160点で展覧します。
出品作品画像:竹久夢二「松竹梅」大正10年頃 竹久夢二美術館蔵
開催日時 | 2013年10月10日 ~ 2013年12月 8日 09:30 ~ 17:00 |
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会場 | 笠間市笠間978-4 |
関連URL | http://www.nichido-museum.or.jp/ |
料金 | 大人1,000円、大学・高校生700円、小・中学生500円、65歳以上800円 |
備考 | 入館受付は16:30まで |
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