再考-茨城の近現代美術Ⅱ ようこそ、白牙会展へ-茨城洋画界の幕開け-
2013年10月26日 ~ 2013年12月 1日 茨城県つくば美術館
白牙会は、1924(大正13)年に水戸で誕生した美術グループです。
茨城県内には美術館も、ギャラリーも、県展も無かった時代に若手洋画家3人が集まり、公会堂などを間借りしながら展覧会を開催しました。
会を支えたのは、ひとえに会員の情熱と努力です。前年の関東大震災により帰郷した彼らは、洋画をめぐる環境が東京と大きく隔たることを実感し、洋画の普及に努めることを決意しました。
初期には、中村彝(つね)、辻永(ひさし)ら東京で活躍中の作家に参加を呼びかけるなど工夫を重ねたところ、大いに話題を呼び、連日多数の来場者で賑わいました。その後は県内から広く作品を公募して1953年までに計23回の展覧会を開催、のべ500名以上の作家が出品しました。
開催日時 | 2013年10月26日 ~ 2013年12月 1日 09:30 ~ 17:00 |
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会場 | つくば市吾妻2-8 |
関連URL | http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/kikakuten2013.html |
ジャンル | 洋画 |
料金 | 一般480(420)円 高大生380(320)円 小中生280(220)円 |
備考 | 11月13日(水)は県民の日のため入場無料!! 入場は4時30分まで |
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