立花文穂展 印象 IT'S ONLY A PAPER MOON
2022年7月23日 ~ 2022年10月10日 水戸芸術館 現代美術ギャラリー
文字や紙、本にまつわる作品を制作してきたアーティスト、立花文穂(たちばな・ふみお、1968年広島市生まれ)による、美術館での初個展を開催します。
製本業を営む家に生まれた立花は、幼少期より身近に存在した紙や印刷物、文字などから着想を得て、「寄せ集める」「つなぎ合わせる」という行為を通じ新たなかたちをつくりだし、近年では大判カメラで撮影した写真作品や自らが製本までも手掛ける本も発表しています。
またグラフィックデザイナーとしても活動し、東京TDC賞やブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレでグランプリを受賞するなど高い評価を得る一方、2007年から責任編集とデザインを自らが担当し発信する媒体として『球体』を刊行してきました。
立花の表現の原点には、紙に触れる、文字を書く、そして印刷・本があります。それらは、実父が営んできた製本所の存在、子どもの頃から習っていた「書」、そして彼の生まれ故郷である広島の歴史と記憶へとつながっていきます。
本展は美術館における立花の初の個展として、本展に合わせて制作される新作とともに、彼の四半世紀にわたる創作を総体的に紹介するものとなります。
主催者・アーティスト | 立花文穂 |
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開催日時 | 2022年7月23日 ~ 2022年10月10日 10:00 ~ 18:00 |
会場 | 水戸市五軒町1-6-8 |
関連URL | https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5185.html |
料金 | 一般900円、団体(20名以上)700円 |
備考 | 入場は17:30まで |
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