人とアートに出会う４週間 高校生ウィーク2012

毎年恒例の「高校生ウィーク」を開催いたします。本プログラムは、高校生および同年代の方に現代美術に親しんでいただくための展覧会無料招待期間です。期間中ギャラリー来場者は誰でも利用できるカフェが開設され、その運営も若い世代が担います。
カフェは、学生、来場者、作家、ボランティアなどさまざまな人が行きかい、展覧会の途中の休息の場所であると同時に、地域や世代を超えた交流と学びの場となります。展覧会、カフェを通じて高校生をはじめとする参加者が、多様な価値観に出会う機会を提供し、自ら考え、繋がり、行動するきっかけになることを期待します。

☆今年の注目企画☆　３つの「ブカツ」が活動中！

看板部　目立ってナンボ！光ってナンボ！
◆「看板屋なかざき」こと美術家・中崎透さんとともにライトボックス看板を制作します。
来場者から好きなことばや架空の店舗など依頼を受け、色とりどりのカッティングシート
を切抜き制作、依頼者と制作者のコミュニケーションによって生まれる世界にひとつの
オリジナル看板。

写真部　自分の世界をフレーミング！
◆高校生と大人約25名が写真についてさまざまな視点から学び、楽しむ活動を行っています。
４年目の今年は水戸芸術館を飛び出して、近隣の商店街（カフェ、パン屋、写真館など）に
作品展示をします。
展示期間：３月２１日（水）～４月７日（土）

書く。部  コトバでつくるパワースポット
◆高校生によるギャラリーガイド作成プロジェクト。アートを言葉で表現する活動を通して
アートや言葉の面白さを体験します。
今年は開催中の「ゲルダ・シュタイナー＆ヨルク・レンツリンガー」展にちなみ、作家ゲルダと
ヨルクと共に水戸八幡宮など水戸市内のパワースポットを巡るまちあるきや、展覧会鑑賞を
実施し、「おみくじ」形式のギャラリーガイドを制作しました。カフェの中に設置し来場者に
引いていただきます。