さわやか白と藍「肌に寄りそう木綿」展

真岡もめんは、かつて江戸の問屋で約8割を占め絶大な人気を誇った木綿です。今日、その伝統を受け継ぎ復興を図り、県伝統工芸士を中心に、綿の栽培から染色〜機織りまで一貫した手仕事により、上質な作品を創作しています。
松坂もめんも、五百年もの長い歴史を持ちかって千をも数えた織元が今日では一軒のみ、しかし粋の象徴ともいうべき繊細なすっきりとした「縦縞」が走り、洗うほどに深みが増す「正藍染」の風合いと魅力を伝えています。
絹のような肌触りに寄り添い、さわやかな白と青を連ねた木綿展です。